現場の人が聞いたことがないことが本質的な問題というか

ソフトウェア工学?」にコメント。
Webアプリケーション系のセキュリティだとむしろネット屋さんがやってる気もしますが。信頼性、というのはソフトウェア工学の重要な目的なので、

でもソフトウェア工学はそこんとこ解決しないでしょう。

というのに対する回答は「ソフトウェア工学はその解決を目指してます」でしょうね。

もし解決するんならソフトウェア工学者は仕事をサボりすぎですよこのご時勢。

というのは、まあそれなりにやってますよ、としか言いようがないかな。
ひとつには、そもそもソフトウェア工学的知識が欠如しているのも問題だと思っているからこそ日々その普及に努力していたりするわけで。現場の人は体系的に学んでる暇はないだろうから、とりあえずバージョン管理からとかとりあえず単体テストからとか、要素技術になってしまうところがあれなんだけれど、目指すところは「高品質のソフトウェアをいかに楽に作るか」なんですわよ。
ソフトウェアテストシンポジウム(JaSST)なんてイベントをやってるのも少しでも世の中のソフトウェアの信頼性を上げるため(本気)。あ、7月大阪でJaSST'05 in Osakaやりますんでよろしく(宣伝宣伝。JaSST'05の優秀発表を中心に直交表チュートリアルや熱いパネルディスカッションも企画中(変更になるかも)。